2015.07.23
田中角栄が見直されている事をご存知でしょうか。 庶民宰相と呼ばれ国民はもろ手を挙げ喜びましたが、ロックキード事件で躓き晩年は寂しいものでした。 数年前からロッキード事件に田中角栄は巻き込まれた陰謀説が出ています。 そんな話は置いて置き、言いたいのは気骨のある政治家がいないと言う事です。 先日のNHKでも田中角栄を取り上げていました。 角栄の時代とは違うと言えばそれまでですが、今の政治家は安倍首相を始め、二世の世襲代議士ばかりです。 所属政党の言いなりで、地元に帰っても当たらず触らずの話ばかりでつまりません。 大きな声で天下国家を論じ、自分のやりたい政策を民衆の前で訴える事すらしません。 角栄は明確でした。 故郷新潟を豊かにしたい、その一点の思い出で突き進んだのです。 例え利益誘導と言われても関係なし。 政策集団を立ち上げ、派閥を作り官僚を掌中に収め手足のように使う。 そのためには、義理人情に訴えお金も惜しみなく使う。 田中角栄と豊臣秀吉は良く似ていると言いますが、真似をしたのは角栄です。 田中角栄の民衆の心を掴む演説を間近で聞いてみたかったです。