2015.07.29
昨晩、お世話になっている税理士の親睦団体の総会があり、その懇親会で10月に通達され、来年1月から始まる「マイナンバー」制度が話題になりました。 国民一人一人に、12桁の番号が付けられその番号の人のすべての情報がお国に管理されます。 これって、安保法案よりもヤバい話だと私は思っています。 命の次のお金の話です。 全ての人の所得が分かり、税金を納めているかいないかが瞬く間に分かってしまいます。 次に企業も大変です。 今までパートさんを使い社会保険や厚生年金を逃れていた企業はそうは行かなくなります。 従業員の所得が明らかになると言う事は、企業も税金逃れは出来なくなります。 昼間の生業はもとより、夜のアルバイトの収入も明らかになります。 お金を持っている人は海外預金に励んでいるとか、その様な人もこれからは税金逃れが出来なくなります。 全てガラス張りになると言う事です。 特に社会保険・厚生年金を逃れていた企業にとっては死活問題です。 従わないと追徴金も莫大なものになります。 安保よりもマイナンバー、老後の暮らしが益々厳しいものになる予感がします。