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ゆめのほとり

2015.10.14

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 先週札幌で自主上映された映画「ゆめのほとり」を観てきました。 北海道のグループホームの草分けで、私のグループホーム開設の際お世話になり、多くのグループホームに影響を与えた「福寿荘」の人たちを2年間にわたり取り続けた、ドキュメンタリー映画です。 何の飾りも無く、穏やかに過行く一日の中に泣き笑いがあり、認知症の人の思いや家族の熱い思いが良く伝わる映画でした。
 主役は勿論福寿荘のお年寄り達、そうは言っても武田さんの存在感はやはり大きなものがありました。 当日は台風崩れの悪天候にも関わらず、介護職員やご家族、行政多くの方が来場され、満席でした。 映画の後のトークショーに多くの方が残られ、撮影秘話が語られました。 映画を見て私なりの気づきもありました。 この映画はグループホーム運営する者にとっての「バイブル」だと思いました。 形にこだわらず、お年寄り本位、終の棲家での穏やかな最期を迎える、そのお手伝いをさせてもらっている事に私は感謝します。 DVDが発売された時はホームの職員にも観てもらう予定です。 予告で流れた「妻の病」も気になる映画でした。 お隣津別では、昨年自主上映しています。 ゆめのほとりもお願いします。