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宮崎暴走

2015.10.30

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 ニュー欄に「宮崎暴走」こんな文字が踊りました。 宮崎で起きた認知症男性の事故の話です。 今朝の記事にはてんかんの病歴もあるとの話です。 この問題、レアなケースではなく今後増加するでしょう。 ホーム居るタケシさんも一つ間違えればこの様な事になっていました。 タケシさんは元車の整備工、入居した時もすぐに靴を持ち出し車で買い物に行くと言います。 彼はここに来るまえ一年に2台の車を廃車にしています。 一旦停止を無視して事故を起こしたり、自分から側溝に落ちたりしてです。 彼の頭の中には事故の恐怖はないので、すぐ次の車を購入します。 馴染みの車屋も彼が認知症と知ってか知らずか、商売なので車を売るのです。
 近頃は、スーパーや病院で、車を運転して来る高齢者夫婦姿をよく見かけます。 広い北海道、車が無ければ何も出来ません。 認認知症になっても車は運転できます。 この様な高齢者から運転免許を取り上げるのに、家族は相当苦労しています。 国も対策を講じていますが、免許の更新が終わればそれまでで、後の祭りです。 我が父は免許を返しましたが、母は手放しません。 必要以外は運転禁止の私の言葉は、母の耳には念仏状態です。