2015.12.17
今年の漢字は「安」に決まりました。 何人の人が今年の漢字が「安」だと予想でしたでしょうか。 私は、爆買・爆発・爆弾の「爆」かと思いましたが、ハズレでした。 暗いイメージの漢字より、明るい漢字の方が良いに決まっていますが、果して「安」と言う感じに明るいイメージがあります? 「安」の漢字の起源は家で女の人が安心している様子を表す会話文字だそうです。 反対語は危ないの「危」で崖の下に子供がいる事を表しています。 言われると良く分かります。 今年一年は本当に「安」だったのか皆さんはどうでしょう。 私は的には、安の前に「不」の文字が付くと納得出来る事ばかりです。 今年、介護業界では三年に一度の報酬改定で、介護報酬がマイナス査定となり、不安を抱えた滑り出しとなりました。 高齢者の急増、現場の人手不足、介護職員の離職率の高さは改善さず、不安定な状態です。 こんな環境では、職員やお年寄りが安心して暮らせるはずもなく、不安が募る一方です。
ですから、今年の漢字「安」は介護業界にとっては、喧嘩売ってんのかい! と言いたいぐらいです。 心から「安」の文字が実感できるのは、いつの事でしょう。