2015.12.22
子供の頃、テレビ・冷蔵庫・洗濯機を売っている店を何故か電気屋さんと呼んでいました。 各メーカーの店舗は大きな看板を掲げ店内に入ると、そこには夢がいっぱい並んでいました。 特に中学生の頃流行ったのが、トランジスタラジオとカセットラジオです。
一人が買い、自慢げに学校に持ってくると、次から次に購入者が増え、学校帰りに電気屋さんを覗き欲しい物の目星を付けたものでした。 当時の一番はソニー、次にナショナル今はパナソニックと呼ぶようですが、次は東芝か三菱でした。 当時の思い出話をするときりがないのでまた後日としますが、要は、世界に冠たる今日本の家電メーカーの観るも無残な体たらくです。 リーマン以降、中韓の後進国にその座を奪われ、シャープは本社ビルを売却、東芝は不正経理で1万600人のリストラ、名声は地に落ち青色吐息状態です。 ここまでの状態になったのは、経営陣が無能だった事に他ならず社員が可愛そうです。 過去の名声に胡坐をかき、殿さま商売していたところがなかったでしょうか。 下町ロケットが受けたのもそんなところの裏返しです。 日本の電気屋さんが復活する日は来るのでしょうか、いや復活してください。