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下流老人

2016.04.05

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 週刊誌のタイトルに、下流老人と言うのが気になり、読み進めていくとうなずけるところがありました。 高齢夫婦二人の年金収入が160万円以下の人たちを、下流老人と言うのだそうです。 根拠は、生活保護受給額がおおよそ13万円、その12カ月分が約160万だからです。 また、年金支払い額と受給額のボーダーラインも出ており、1957年生まれの人と1956年生まれの人とでは、57年生まれの方が120万円減額になりそうです。 年金暮らしになり、一月いかほどあれば、悠々自適の生活が送れるかと言うと30万とありましたが、そんなにもらえる人は一部の人です。 でも、それだけなければならないでしょう。 もし、夫婦のどちらかが介護が必要になれば一月15万は必要となります。 現実、ホームにご夫婦で入居されている方の3月の請求書は30万を超えています。 16万円では生活どころか、生きる事も出来ません。 65歳から20年生、一人は健常者、もう一人は施設入居としたならば、一人分の貯金は、160万の20年、3200万必要となります。 そんなお金どこあると言いたいです。 ほどほどに死なないと、子供や孫に迷惑をかける事になりそうです。 何処かに、花咲爺さんのポチが居ませんか。