2016.12.15
時は元禄15年12月14日(グレゴリオ暦1月30日未明)、大石内蔵助はじめ47士が、怨敵吉良上野介の屋敷に討ち入り本懐を遂げ、今頃はその首を泉岳寺にある浅野内匠頭の墓前に捧げ、手を合わせた時刻です。 巷では忠臣蔵とか討ち入り、刃傷松の廊下などと、題名にして映画がいっぱい撮られました。 正式名称は赤穂事件です。
赤穂事件の47年後に講談師が仮名手本忠臣蔵を発表し、歌舞伎演目の一つになり、今になりました。 現代においても忠臣蔵が支持されるのは、日本人が持つ判官贔屓・団体戦・散逝く者の美学・忠誠心・勧善懲悪これがすべて盛り込まれているからでしょう。 12月はイベントが盛りだくさんですが、日本人なら日米開戦と忠臣蔵この日を忘れてはいけません。 昨日もNHKで忠臣蔵を放映していました。 市川歌右衛門・片岡千恵蔵・里見浩太朗らが重厚な演技を見せてくれました。 改めて驚いたのは眉毛が太く、目力の強い事、歌舞伎の影響です。 また、セリフの言い回しの臭い事、鎌田行進曲の銀ちゃんの様で映画が娯楽の一番手だった事を思い出しました。 後は、三波春夫の俵干玄葉などが流れてくれば、私は泣いてしまうかもしれません。 お正月のDVDは忠臣蔵で決まりです。