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魚氷

2016.12.16

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 今年の札幌雪祭りススキノ会場で、魚氷(こおりさかな)の展示を取りやめると言う記事を読みました。 事の発端は、九州のスケートリンクです。 私的には何の問題も無いと思うのですが、やれ可愛そうだ、非常識だとネットで叩かれ事で、中止に踏み切りました。 おまけに謝罪までしています。 その時頭に浮かんだのは、ススキノの魚氷です。 こんな事になるのではないかと思ったら案の定です。 この氷魚の展示、今に始まった事ではなく、ススキノだって何十年もの歴史があります。 また、港町の冬のイベントには欠かせません。 中には、作った人の渾身の力作もあり、芸術作品です。 ネットの掲示板に、匿名で書き込む輩に負けてはいけません。 彼らの可哀想の基準はおかしいです。 ある意味、いちゃもんの類です。 もっと言えば、居酒屋で生け簀から魚を取り出し、目の前で活き造りにし、ぴくぴくしているのを活きが良いなどと言って食べている私は、嘱託殺人で死刑囚。 じゃあ、居酒屋の職人や築地の魚屋はどうなります。 少々、話が熱くなりました。 結論は、誰が何と言おうと胸を張って展示しなさいと言う事です。 ススキノのネオンに照らされた、氷魚は生き生きとしてみえて私は好きでした。