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98万1000人

2016.12.22

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 98万1000人、今年日本に生まれた子供の数です。 役所にきちんと登録した数です。 この数字が多いかと言えば、勿論NOです。
 昭和22~24の第一次ベビーブームの時など、270万人生まれています。 戦地から男性が帰ってきた結果で、驚くほどの事ではありません。 次が昭和46~49の第二次ベビーブームで210万人程誕生しています。 これは、第一次ベビーブームの人たちが婚期を迎えた結果で、理解できます。 問題は、第二次ベビーブーム以降の人たちが頑張らなかったのす。 平成元年までに毎年10万づつ人口が減り、その結果がこれです。 学者は早くから警鐘していましたが、気が付くのが遅すぎました。 統計によると日本の人口は2048年には1億人を割り込み、2060年には8674万人になると予測されています。 それに反比例して高齢者が3800万人となるり、それを支える働き手が約6500万人となればおのずとこの国の先行きは見えてきます。 女性の社会進出を奨励するの良いですが、働いて産めて育てられる社会の実現には高いハードルがあります。 だから、保育園落ちた、日本死ね!と言われても反論できません。 適齢期の男女に、早く結婚しなさいと言うのが空しくなります。