2018.07.05
ちょっと前の話、スペイン教会で文化財の版画の掃除を頼んだところ、掃除ではなく修復?されて戻った絵を見て誰もが噴き出しませんでした。 事件が起きたのはスペインの教会に飾ってあった聖ジョージの木製の彫刻で500年は経っているものだそうです。 日本で言えば、古刹の運慶・快慶が作った仏像を素人が修復し、まるで違う顔にしてしまった事になります。 そりゃ教会関係者は怒りますよ。 出来上がりの顔がすっとぼけたサルでは・・・。 御利益どころではありません。 以前にも同じ事があったのを覚えていませんか。 信徒のおばさんが勝手にキリストの顔を修復した事件です。 あの事件も驚きと言うか、笑ってしまいましたよね。
ラテンの血なのでしょうか、ノリで行ったにしても程があります。
文化財に対する意識が低いと言うか、親切心から行ったと言えば許されると思ったのでしょうか。 どうも日本人には考えられない行動です。 日本でも、日光東照宮大改修が行われており、有名な三サルの修復が終わりましたが、その顔について賛否両論があります。 時間が経って見慣れてしまうと、それはそれで良いと言う事になるのでしょう。 でも、スペインの修復はひどすぎです。