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認知症調査

2010.02.24

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 北海道が今年全道の病院に認知症の調査を行うとの記事がありました。 認知症の診断をどの様にしているかや、家族からの相談、口腔ケアなどについてです。 いまさらと言う様な気もしますが、やらないよりは、やったほうが良いと考えます。 最近は認知症と一言で片付けてしまうのではなく、どの種類の認知症なのかの確定診断が進んできており、その診断に沿ってケアをしていかなければ成らなくなってきています。 また、アルツハイマー型でも初期の方と後期の方とでは対応が違いますし、レビー小体やピック病そして脳欠陥、またこれらの複合型ともなればその種類は80~120とも言われています。 全ての症状に効く特効薬が出来ればよいのですがそれも無理な現状では、病状の正確な診断と家族に対する相談窓口の充実、そして介護施設の質の向上しかない様に思われます。
 調査の結果が公表されるのが楽しみです。