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永平寺

2010.11.17

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 永平寺は今から760前に道元禅師によって開かれた、坐禅修行の道場で、三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの建物が並んでいます。 道元禅師は1202年京都に生まれ、14歳で比叡山で出家し、24歳で中国に渡り天童山の如浄禅師について厳しい修行をしお釈迦様から伝わった、坐禅を日本に持ち帰られました。 京都に道場を作りましたが、1243年羽多野義重公の要請も有り越前福井に移られ永平寺を開かれ、曹洞宗の大本山として僧侶の育成と檀信徒の信仰の源となっています。 とパンフに書いてありました。
 何故770年前にこの様な山奥にお寺を開いたか、どうやって重厚な建物を建てたか、色んな疑問と歴史の重みを感じます。 若い僧侶が多く、建物は何処も掃除が行き届き廊下は僧侶の頭と同じくらいピカピカです。 厳しい修行が想像できます。 境内にはお宝が一杯有り、特に鐘楼堂の大梵鐘は大晦日の「除夜の鐘」で皆さんご存知のはずです。 5tあるので簡単には持ち去れません。 今頃は紅葉が一番綺麗な時期です。 次回はゆっくり、写経と修證義を唱えたいと思います。