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BS-TBS

2011.11.18

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 昨日に続き私の気に入っている番組の話をします。 それは月曜の夜9:00からBS-TBSで放送されている、吉田類の「酒場放浪記」です。 吉田類なる人物がいろんな町の酒場を訪ね歩き、人々と酒を酌み交わすと言う番組で、15分物が4本で一つの番組になっています。 たわいもない酔っ払いの話ですが、なぜかしら面白いのです。 今風の居酒屋とは違い、若い娘がキャ~キャ~うるさくなく、子供の頃興味を持った世界をカメラが映してくれるのです。
 そこにはレトロでゆっくりした時間が流れいて、自分もその酒場にいるような気持ちになります。 地酒と地物のおつまみ、それとあまり愛想の良くない店主とそれをフォローする女将さん、昭和の香りがプンプンします。 吉田類なる人物は俳人で酒場を出た後、ほろ酔い顔で「あともう~2、3軒寄って行こうと思います」といい、自分の読んだ俳句と共に去っていくのですが、その俳句がまた良いのです。 鬼平犯科帳を見た後は、酒場放浪記で決まりです。