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七草粥

2013.01.08

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 昨日の昼食はお年寄りと一緒に七草粥を食べました。 正月の暴飲暴食で弱った胃をいたわるためにと言いますが、昔の人はそんなに良いものを食べていたとは思えず、ましてや腹いっぱい食べれたとは思えません。 調べると、この習慣は平安中期に中国から伝わり一般化したのは江戸時代で、中国の暦で言う1月7日は「人日の日」日本では7日正月とも言いますが、その日に無病息災、立身出世などを願う縁起の良い食べ物にしたようです。 確かに春の若草を摘み取り自然から新しい生命力を頂くのは、体に良いでしょう。 それが手に入らない東北地方では違うものを代用して食べていたとも言います。 七草には春と秋があるそうですが、秋の七草について書いてありませんでした。 いずれにしても七草を食べる事は、縁起が良いという事だけは間違いないようですが、それを中国から教わったと言う事で、胃袋に入ったものが上手く消化できず、胃もたれ状態になっては縁起もへったくれもありません。