記事一覧

安否確認

2013.01.22

ファイル 1020-1.jpg

 アルジェリアの人質テロ、日本人の安否確認が難航していましたが、実のところは遺体確認に時間がかかったという結果になりました。 遺体の損傷が激しいのでしょう。 これが外国人だから丁寧にしていますが、現地人だったら一派一絡げで穴を掘って埋めて終わりのはずです。 今回の事件で、発展途上の国では国益を守るためなら、人の命などさほど重いものではないという話です。 
 また、今回のテロに日本企業に使われていた、現地スタッフがテロ組織に対して情報を提供し、手引きしたと話もあり、遺族の方たちの心情は複雑でしょう。 もともと厳重な警備下置かれていた施設が、なぜいとも簡単に襲われたかと言う疑問が関係者の中で言われていたのですが、内通者が居た事が明らかになれば、やるせなさと憤りが増す事でしょう。 あと数人の行方が分かっていませんが、厳しい結果を覚悟しなければならない様です。 日本企業と日本人にとって大きな教訓に成りました。