記事一覧

体罰

2013.01.10

ファイル 1011-1.jpg

 これで何人目?、指導と言う名の「体罰」で命を無くした人は。 今回の件は「パワハラ」だと私は思います。 世間では手を出さないまでも、感情をコントロールできない指導者を熱血漢と言いテレビ局でも美談的に扱い、それを見ている視聴者や親たちは、その指導が正しいと感動すら覚える場面があります。 特にスポーツ界には体罰を黙認している親たちがいるのと、体罰を受けても指導だと思っている子供たち、体罰を持って指導する事は当たり前だと考える指導者、そんな三者の暗黙の了解があるからです。 体罰を与えるやり方は、ペットや猛獣を飼い主の言う事を聞かせるための「調教」と同じだと私は思います。 ホームの愛犬「はな」が調教を受けた時の事を思い出します。 誰が主人でその主人には絶対服従を覚えさせるのですが、そうとう厳しいものでしたが、反面良く出来た時はご褒美と思いっきり褒めてもいました。 それが愛情です。 勝ち負けにこだわる指導者ではなく、人格を育てる指導者が今後、多く現れる事を期待します。