2013.01.30
日本のトップ企業の中にリストラに応じない職員たちを、一つの部屋に集め、仕事らしい仕事もさせずやる気をなくさせ、退職に追い込む、「追い出し部屋」なるものがあると言うのです。 時々テレビのドラマなどで取り上げられることはありますが、政府がその実態にメスを入れる事を表明しました。 パナソニック・シャープなど巨額赤字を出した企業ですが、大人の世界でもえげつないイジメがあるのですから、子供のイジメが無くなるはずもありません。 また、それを生業としている企業もあるのですから、呆れてしまいます。 パナソニックと言えばあの松下幸之助が、家族的なつながりを大切にして、終身雇用を約束し日本流のやり方を守ってきた企業です。 その雇用関係が崩れるという事は、物つくり日本の根幹にかかわる問題だとも思います。 政府が景気対策で大企業に金を流してもその金が回らないのではないかと言う心配が現実味を帯びてきます。 しっかりした調査報告を期待します。