2016.03.16
埼玉の高校生が、パート先の企業と労働協約を締結させました。何年か前にも埼玉の高校生が、労働組合を作った事があります。
昨日の話の続きになりますが、パート社員に対しする待遇は決して良いものではない事は分かっています。 高校生が先頭に立ち、パート先企業と労働協約を認めさせた事で企業は、70人分の未払い給与500万円を支払う事になりました。 また、時間計算も今までは15分未満は切り捨てで計算されていましたが、これからは1分単位で給与計算される事にもなりました。 余程、その企業はブラックだったと言う事です。 高校生を含むパート従業員には朗報で、企業にとっては警鐘となりました。 でも田舎の経営者の中にはいまだに、時間外を払わなかったり、有給を取らせなかったりしている人が大勢います。 経営者と従業員は、主従の関係だと思っています。 介護の現場でも、その様な考えの人もいます。 それでは人は育たないし、事故も起こるでしょう。 特に介護の職場は家族的でなければならないと私は考えています。 払うものは払い、権利を認め、気持ちよく働く環境が整っていない職場からは人はどんどん居なくなり、その結果、会社が無くなると言う事です。