2016.06.01
山形県鶴岡市にある加茂水族館をご存知でしょうか。 そう、あのクラゲを展示している、世界で一つだけの水族館です。 NHKのBSで偶然再放送を見て、すっかりクラゲの魅力に引かれました。 閉館寸前の弱小水族館が危機を乗り越えられたのは、サンゴの企画展示の際、その中にいた一匹?のクラゲにお客さんが興味を示した事に始まります。 その時の事を村上館長は、神様がクラゲの姿をして現れたと言います。 その頃、入場者は入館して10分も経たずに出て行ってしまうと言う有様です。 見るものがあっても、お客様は見るものが無いと言って出て行かれたそうです。 屈辱的な毎日が続きます。 それが17年前、一匹のクラゲに出会ってから、「今に見ておれ」と心に誓い、スタッフと手探りでクラゲの生態を研究し今日に至ります。 クラゲは6億年前から生存しその種類は3千種と言います。 2014年新しい加茂水族館がオープンし、50種類のクラゲを展示しています。 目玉は2000匹のクラゲが泳ぐ巨大水槽です。 テレビに映し出され、フワフワ浮遊している姿を見るだけでも飽きないし、癒されます。 村上館長は勇退しましたが、近頃は講演依頼があり、忙しいそうです。 一度話を聞きたいです。