記事一覧

待合室

2020.01.10

ファイル 2860-1.jpg

 今日は朝から母の病院の付き添いをしました。 自慢するわけではありませんが、母は辛抱強く、町の整形に通っているのですが、良くなる気配はありません。 膝とコシ特に腰は脊柱管狭窄症なので、今さら手術をする事にもならず、痛み止めの注射をしていますが、その効果は母のみぞ知るです。 普段付き添いは、妻か妹がしているのですが、今日はどちらも手が離せず、役に立たない私にお鉢が回ってきました。 8時半から待って呼ばれたのは10時。 問診の後、お待ちかねのお注射タイムです。 膝に2本、腰に2本、肩に1本、血管に1本。 注射嫌いの私はそれを見て、倒れそうになりました。 母は強しと言うか、何と言うか、軽度認知症と耳が遠いので、痛みもさほど感じないのか淡々としています。 家に帰えり昼飯を食べた後に痛みを感じるのでしょう。 また、痛みを和らげるのは、待ってる間に知人と話をする事で、同類相哀れむの如く痛みを分かち合っているのでしょう。 私はそんな痛みを分かち合うのは、まっぴらゴメンくださいです。 待合室ではいろんな人間模様が見られると同時に、私の行く末の姿がそこにある様に思えます。 来週も私が付き添いになりそうです。