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「大吉」ウラ話

2009.07.04

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 先日おみくじで「大吉」を引いたお話しの続きです。
境内の手水鉢でお清めし、いつもの様に階段を上るとそこに丸い輪がありました。 その輪は茅(かや)で出来ていて、その輪をくぐるのが『茅輪(ちのわ)くぐりの神事』だと書いてありました。
 その言い伝えに「茅は病気災難を払うといわれ、その茅の輪〔生命の輪〕をくぐって、災厄をのがれ生命を延長するという信仰が古来から行われて今日至っている」と書かれていました。
 私も当然作法に従い「茅の輪」をくぐりました。 結果「大吉」ではないのですが、日本人が古来から守り続けてきた思いが伝わりました。 ホームのお年寄りに何かの拍子に手を合わせ「なまんだぶ~、なまんだぶ~」と唱える方がいます。 幼い頃から、神仏を敬う心がしっかり見に付いているのでしょう。 「三つ子の魂百まで」でしょうか。 また参拝の帰りには、ぜひ境内にある六花亭が無料で配る「判官様」を食べてみてはいかがでしょうか。 私もいつも帰りに食べるのですが、その日は「売り切れ」でした。