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大谷るみ子講演会①

2009.09.21

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 大谷るみ子さんの講演会が19日行われ、予定よりも多くの来場者があり色々の思いをもって帰えられたと思います。 大谷さんの講演を聞き『介護とか支援』と言う言葉はどうもお年寄に対して「上から目線」での思い上がりに他ならないと気付かされました。 
 私達専門職は入居者さんに対して、「さりげない気使いと暖かな見守り、声掛け」を実行すれば良いわけで、過剰な干渉や思い入れは必要ないと思いました。 ともすれば私達は、何かをしてあげている感覚で入居者と接し、手助けしたことで満足感にしたる物ですが、それは自己満足以外の何物でもなく、本当の意味での満足感や達成感では無いと改めて気付かされました。 日々の忙しさに流され、自分の勤務帯さえ無事に終われば良いと考えている職員はとても多いはずで、そのためのテクニックを学ぶ研修会がほとんどですが、グループホームで働くという意味を再考し、職員には『仁』の心を身に付けさせなければ成らないと痛感しました。