2011.04.04
美幌には陸上自衛隊があり今回の震災地に駐屯地指令をはじめとする350名の方が行かれています。 入居者のご家族にも自衛隊の方がおり、同じ様に被災地に行っておられます。 その家族から現地の様子を聞くことが出来ました。 ご主人との電話の話ですと、自衛隊員の食事は缶詰非常食、被災者には暖かい食事を提供しているので、奥さんはカップ麺とか体の温まる物を自衛隊に持って行き送ってもらったと言っていました。 しかし、自衛隊員の仕事は現地での行方不明者の捜索が主な仕事で、毎日死体を目にしていると食欲もわかないそうです。 また、死体を前に家族が再会する姿を見て毎日もらい泣きしているとも話していました。 戦場とはこの様な事を言うのだろうとも言っていたそうです。 こんな日々があと、2・3ヶ月続くと成ると精神的負担は相当なものです。 若い隊員には辛い経験です。 今日の新聞には旭川の隊員が亡くなったとの記事がありました。 皆が元気に戻ってきた時は、拍手で迎えたいと思います。 本当にご苦労様です。