2014.11.13
日本国の子供たちの6人に一人が、貧困にあえいでいると言う報告がありました。 貧困?日本の話?と耳を疑いたくなりますが、話を聞くとなるほどと理解できます。 貧困と言って、まず頭に浮かぶのはアフリカ諸国です。 テレビに映し出される、着る物も食べ物も無くて、泣き叫ぶ子供達の姿です。 日本人の貧困はそれではなく、教育の話で、子供達が学習塾や習いものに通うお金が無いのを、「相対的貧困」と言い、先の数字がそれです。 近頃の子供が学習塾に通うのは当たり前で、その他にも習いものを掛け持ちしています。 しかし、それらにかける費用を捻出できる家庭が少なくなり、習いものを辞めていくと、子供や親たちの間で、あの家は貧乏だからという事になるのだそうです。 子供心にも、うちは貧乏だから、私立ではなく公立に行くという事になり、仲間外れになってしまうのです。 分かる様で分からない話です。 都会の話と言ってしまえばそれまでですが、教育の格差が広がっているのは事実です。 塾に通えない=貧乏=仲間外れ、変な社会にしたのも日本の教育が貧困だからだと私は思います。