2014.11.19
今日は高倉健さんの事を書かなければいかんでしょう。 一面識もない私ですが、テレビ・映画で見るうちに勝手に知り合いになった様な気がしています。 任侠映画といえば高倉健、子供の頃親父に連れられ、見た映画はもちろん網走番外地。 次は幸せの黄色いハンカチ。 寡黙で不器用、一途な男臭いさが、いっぱいでした。
離婚後、最期まで独り身を貫き通した姿は、亡くなった江利チエミさんに対する思いが窺えます。 聞きかじりですが、お互い好きでいながら、やむなく別れた江利チエミさんとの話は、切ないものがあります。 彼女が歌った「酒場にて」は健さんを思い歌ったものである事は周知の話です。 死んでも彼女の墓前に花を手向ける健さんの姿は、映画と同じ義理・人情そのものです。 たぶん彼女も健さんが来るのをずっと待っていた事でしょう。 あの世で誰の目も気にせず、失った時間を取り戻し幸せになってもらいたいです。 日本の男は誰しも、健さんのように生きたいと思うのですが、そうは行かずグダグダの一生です。 今からでも遅くありません。 今日から義理・人情・仁義を貫く男になりましょう。 合掌