2014.11.28
私たち、そば打ちをする人のバイブルである、「そばもん」の16巻が出ました。 そこに書かれている、「そばの花言葉」が何とも良い話です。 そばの花言葉に合わせ、夫婦の絆と老舗そば屋神田まつやのそばのうん蓄を組み合わせた物語が絶妙でちょっと胸が熱くなります。 そばには3つの花言葉があり、一つが「懐かしい思い出」、次は「喜びも悲しみも」、最後は「あなたを救う」です。 それが物語にうまくはめ込まれています。 そばもんのお蔭で、受け売りのうん蓄を、どこかで語る自分の姿が想像できます。
昨日、銀行で子供の頃からの友人に久しぶりに会い、私の打ったそばを食べたいといきなり要求されました。「お前に食わせるそばはない」などと悪態をつきながらも嬉しく、日曜日に持って行くと約束しました。 お互いはなたれ小僧の時からの付き合いで、よく遊んだものでした。 今では髪の毛が白くなったり、薄くなったり孫が居たりと、時の流れを感じますが、そば縁で昔を思い出す事が出来ました。 日曜日はガキの頃を思いだしてそば打ちをします。
友人にそれが伝われば嬉しいのですが・・・。