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太田神社

2017.04.19

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 今週のブログの写真は、せたな町にある太田神社の山門の写真をアップしています。 正式には、太田山神社と呼びます。 今月初め、せたなに行き帰り際お参りをしてきました。 1441年室町時代に松前藩祖武田信広が太田に上陸し、太田大権現の尊号を賜り、航海の安全と心霊ご加護を祈ったとあります。 道南五大霊場の一つで猿田彦大神をお祭りしている神社です。 時々テレビでも紹介されますが、本殿までたどり着くのは厳しく命がけの工程です。
 毎年、年男が登るのかは定かではありませんが、登る前には社務所にお籠りをして、汚れを落とし挑戦するそうです。 見るからに急登で、階段には丈夫な綱がありそれを頼りに登っていきます。 たどり着いたところは、女人堂で女性はここまでです。 本殿は女人禁制となっています。 登りたくても普通の女性では無理でしょう。 興味のある方は、ネットで観てください。 また、社務所近くには、円空さんが彫ったと言う仏像のレプリカがあります。 円空はこの地に多くの木仏を残していきました。 雪解け時期と言う事もあり、参拝禁止の札がかかっており山門で手を合わせてきました。 汚れた体が少しは綺麗になった気がしました。