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旧交

2017.04.24

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 昔、同じ業界の気心の知れた仲間と親睦会を作り、定期的集まっては情報交換と言う名のもとに、日頃の不満をぶちまけていました。 その会もバブル崩壊とともに、いつの間にか休止状態になり今日にいたりました。 ただ、その時集めていた会費がそこそこの金額残っており、会の今後とそれをどうの様に処理するかするかと言う事で集まりました。 酒を飲むにつれて、近況報告となりそれぞれが人生の岐路について話だし、大いにしんみりました。 島倉千代子の歌ではありませんが「人生いろいろ」 中でも、若くして最愛の伴侶と死別した者の話は、何ともせつないものでした。 
最新医療をもってしても救えない命が身近にあると言う現実と、死に行く者、残されるものお互いがその現実を受け止めなければのは、想像を超える過酷な話です。 いま、押し寄せる不安と戦ってる海老蔵夫婦には、奇跡が起こって欲しいと思います。 酒の量に比例してぶっちゃけ話は続き、若くして亡くなった仲間のエピソードや孫が可愛いと言う者、嫁いだ娘が帰って来ると言う者、すでに松前のサクラを見て来て綺麗だった言う者、話題に事欠く事はありません。 次の日、頭が痛い現実で目が覚めました。