2011.12.19
16日野田首相は東京電力福島第一原発の収束宣言をしました。
その中で「事故そのものは収束した」とも発言し、同原発が安全になったことを宣言しました。 それに対し各方面から疑問の声と本当に大丈夫なのかとの声も聞こえています。 いまだに9万人の人が避難生活を余儀なくされ、故郷に帰れるわけではありません。
放射能の除染が終わり、損害補償も確定し、住民の健康管理ができ、故郷に戻り今まで通りの生活ができて初めて終息宣言が出されるのではないかと思います。 今回の発表は国内に向けてと言うより国際社会に向けてのアピールの様です。 この収束宣言で日本国は大丈夫だから今まで通りの付き合いをしてほしいと言うのと信頼回復を考えているのですが、日本国民すらこの事に疑問を抱いているのに国際社会に対し対面ばかり繕っても必ずボロが出ます。
もっと慎重に事を運んでもらいたいものです。