2012.03.03
テレビのニュースで隣の隣町、小清水町で現代の「楢山節考」の様な事件があった事を知りました。 北見の介護施設からお年寄りを引き取り、自宅絵帰る途中川に置き去りにしたとか、突き落としたとか・・・今捜査の最中です。 こんな事件が起こるとは認知症の人を預かる私は、絶句すると同時に怒りを覚えました。 巷間、家族の生活が苦しかったとの話もあります。 昔から言う、口減らしマビキの話です。 福祉社会とは名ばかりで厳しい現実を突き付けられたような気がします。 最近この様な人たちがSOSを発する事もなく消えていく事件が多くなりました。 この話が発覚したのも家族からの訴えがきっかけだとか、やはり良心の呵責に耐えられなかったのでしょう。 当たり前ですが、人一人を殺してゆっくり眠れるわけがありません。 行政の指導で地域の助けとか見守りだとか声高に叫ばれますが、実態はお寒いものです。 今月14日に北見であるフォーラムで活発な意見が出るとこを期待します。 この教訓をどう生かすことが出来るのか考えたいと思います。