2012.03.24
人には生まれながらに鋭い感性を持った方と、育った環境や人々との交流から感性を豊かにしていく方がいます。 生まれながらに鋭い感性もっている方を人は天才と呼びます。 それはほんの一部の人で、ほとんどの人は後天的に環境や努力によって身に付け花開かせるものです。 またそれもほんの一握りで人で、一般人はそんな感性も見つけられず、私の様に凡人で終わってします。 先日お会いした阿部孝雄さんは鋭い感性を持った方でした。 半日一緒にいましたが、単なるそば屋のオヤジではありませんでした。 彼は世にいう一流の方たちと親交を持ち、一流の物に触れ自分の感性を研ぎ澄ませて来た人です。 凡人の私とはあまりにかけ離れ、違和感を覚えました。 凡人の集まりで天才の口からでる言葉に耳を傾けてもただ頷くだけで、感動も尊敬も私には感じられませんでした。 やはり私の鈍感さは人並み外れているようです。 時に鋭い感性は他人を追い詰め、自分自身を追い詰める両刃の剣だと言う事です。 阿部さんの平衡感覚が崩れた時が心配です。 人間、五感が普通に働けばそれで良いと思いませんか。