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ペットボトルの蓋

2017.03.04

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 以前こんな話がありました。 高齢になりペットボトルの蓋を自力で開けられなくなったら、認知症を疑えと言う話です。 そんな馬鹿なと思っていました。 ところが、我が父親が近頃ペットボトルの蓋を開けられません。 子供の頃、あんなに力持ちだった父が、車の中でお茶のペットボトルの蓋を開けられずに、私に手渡すのです。 ちょっとキツいと気がありますが、それでも簡単に開きます。 父親の衰えは寂しいものです。 力だけでなく、聴力も衰えています。 会話は成り立ちますが、認知症を疑い心づもりをしておかなけばなりません。 ですから、昨日の石原さんの記者会見、認知症の高齢者そのもです。 彼の頭の中は、過去の栄光と石原裕次郎と遊んだ事しか覚えていないでしょう。 ですから、あのような無責任でトボケた記者会見になるのです。 試しに、ペットボトルを差し出して蓋を開けてもらうと、一目で変だと気付くはずです。 お偉い学者さんが、人間は物忘れをする動物だと言ってるじゃありませんか。 今さら石原さんを表に出しても、ただ話がややこしくなるだけです。 石原さんも粋がらず、ごめんと頭を下げれば済む事です。 とうとう晩節を汚してしまいました。