記事一覧

震災6年

2017.03.11

ファイル 2156-1.jpg

 東日本大震災から今日で6年目です。 二三日前から各テレビ局は、震災からの復興を取り上げていますが、映像に映るものは新しい建物や未だに家族を探している人々です。 震災とは縁がなく、暢気に暮らして居る私は、その悲惨さを実感する事はありません。
 気になるのは、復興や避難解除しても人々がその町に帰って来ない事です。 新たになった商店街には人影はまばらです。 要は賑わいがないと言う事です。 復興を支える担い手不足が鮮明です。
 これが現実だと言ってしまえばそれまでですが、馴染みの顔が行き来をしてはじめて賑わいを取り戻せるのでしょうがそれは望めません。 観光客が大勢来ても、一時の話です。 町の表情が大きく変わったのですから、見かける顔が変わっても仕方ない事です。
 国は我々から復興税を摂ります。 それは良いのですが、その税金が有効に使われていると言うと疑問です。 箱モノばかりに使われるのではなく、人的支援に私の税金は使って欲しいのです。
 私は一度も被災地に行っていません。 この目で直に復興していると国が言っているモノを見てみたいです。 今年はそんなチャンスがあるか、いや作らなければダメでしょう。