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2025年問題

2015.06.26

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 昨晩行われた福祉関係者の会合で、委員の一人であるF先生から2025年問題が話されました。 介護業界では2025年問題は話題にはなっていましたが、医療業界でも大きな問題になりつつあるようです。 この話は、昭和24年・25年生まれの団塊の世代が2025年には75歳後期高齢者となり、介護を必要とする人が増えその対応を考えなければならないと言うものでしたが。 ここに来て、厚労省は2025年までに道内の入院ベット数を2割削減すると打ち出しました。 今でも、高齢者の受け入れ先が無い現状なのに、緊急避難的に入院するところも無くなると言う事です。 もっと言えば重度の認知症・介護を必要とする人たちは家庭で家族が24時間介護見守れと言う話です。 訪問介護・医療といろんなサービスがありますが、いまだに充実したシステムにはなっていません。 少子の時代、自分の親配偶者の親を介護するとなった時の事を考えると、背筋が寒くなります。 我が町の町長のスローガンは「長生きを楽しめる町」と言う事で、パークゴルフ場に3億かけます。 ピンピンコロリと死ねれば良いのですが。 因みに町長は25年生まれです。