2014.06.18
昨晩のクローズアップ現代見ましたか? 若年介護者の実態を放送していました。 少子の時代、一人っ子世帯など珍しくもありませんが、両親のどちらかが若年性認知症になった時、誰が介護を引き受けるかと言う話です。 今始まったものではありませんが、ようやくその部分がピックアップされました。 映像は若年性認知症の母の介護を一人息子が引き受け、父親は息子より稼ぎが良いから働きに出ると言うものでした。 親一人子一人の場合はもっと悲惨な事になります。 20代の給与は平均300万以下でしょう。 そんな中で、親の介護をしながら働くなど無理です。 パートなどでは生活が成り立ちません。 いつ終わるとも知れない介護生活で、若者たちの夢が壊れるだけではなく、窮地に追い込まれています。 介護保険制度の見直しが急務となっています。 介護保険の原点は、この様な不幸が起きない事を前提に作られたものですが、若年性認知症の方達には何の手立てもありません。 お金ありきではなく、実態に合った制度運用をしてもらいたいものです。