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二宮尊徳

2009.11.05

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 以前にお話しした古本市で見つけた二宮尊徳の本を、文化祭の見回りの合間に読みました。 尊徳の生い立ち、才能、努力何をとっても並外れた人物であったことは確かです。 中でも自己犠牲の精神と謙虚な心、そして神仏に対する尊敬これだけ魅力あふれる人物が日本の国にいたのかと思うだけで、熱いものを感じました。
 こう言う本は子供の頃にしっかり読んで置くべき本で、50を過ぎてから読むと自分の心の有様に情けなさを感じます。 特に尊徳の心の強さ、人を信じる心は現代でも多くの人々が共感するものがあり、尊徳会なるものが全国にあるのも理解できます。 私自身も身の丈を知り、足るを知って行動していかねば成らないと、改めて肝に命じる一冊と成りました。 たぶんこの本にめぐり合えたのも神の思し召しで、今の自分に必要な物だという暗示の様な気がしますが、たぶん私の思い過ごしでしょう。 古本市で目に付いた本がもう一冊あり、読むのが楽しみです。 後日感想を書きます。